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警備業の歴史について(指教責基本)

警備員指導教育責任者2号業務
警備業の歴史について

◎ 欧米における警備業の歴史
・西欧では約200年前、個人の素行調査や企業の信用調査などの探偵業務に始まる。
経済、産業の発達に伴う治安情勢の悪化により、安全を国民自らの手で守るといった社会のニーズから専門的、組織的に改善された警備業に発展。

・米国における警備業は、西部開拓の歴史の中で地域の治安を自主的に維持するために保安官制度が出来上がる、その後、世界初の警備会社ピンカートン社が誕生し警備業の礎を創り出す。

・その後米国では、第二次世界大戦の兵器の研究開発、軍需物資の生産施設の警備体制を確立するため、国防省の指導、 監督により産業警備に優れた理論とシステム的な手法が開発された。そのセキュリティノウハウが警備会社にフィードバックされることにより警備業を飛躍的に発展させる契機となった。

◎ 我が国における警備業の歴史 (警備業法制定まで)
・我が国に警備業が産業として誕生したのは、先進諸外国に比ベ比較的遅く、昭和37年頃のことである。

・昭和39年のオリンピック東京大会の選手村の警備、昭和44年連続射殺事件の犯人逮捕の協力、昭和45年の大阪万国博覧会の警備などが警備業発展の契機となる。

・その後、施設警備のほか、交通誘導、現金輸送車警備、ボディガードなど産業として定着してゆく。

次の項目は、警備業法制定の経緯(指教責基本)

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