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合図実施上の留意点(確実な伝達方法)

◉合図実施上の留意点のまとめ

3、合図の確実な伝達方法

「交通の安全と円滑を図る」という交通誘導警備業務の目的を達するため、合図を相手方に確実に伝える必要がある。

・誘導の対象となる車両の運転者、他の車両の運転者から警備員の姿がよく見え、車両に接触するおそれのない安全な位置で誘導を行う。 

・周囲の騒音のために、合図が確実に伝わらないときは、警笛や拡声器を積極的に活用する。
 
・パワーショベル等は急に旋回、前進、後退するので安全な距離を保ち、運転者から合図が確認できる位置で誘導を行う。

・大きい動作、わかりやすい速さで合図の動作を行う。
 
・合図の動作及び警笛の吹鳴要領は基本に忠実に行う。自己流の合図や不必要な動作は相手を困惑させるので行わない。

・後進誘導を行う場合は、音声や警笛を使用、右折又は左折する場合は事前に運転者と打合せを行う。

・合図による誘導を行う場合は、原則、誘導する車両のドライバーに注目して行う。

・一般車両のドライバーが警備員の合図を認識し、余裕を持って対応できるよう、車両から規制帯までの距離や車両の速度などを把握して合図を行う。

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