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行事等の態様別の警備形態の特徴その2

◉行事等の態様別の警備形態の特徴

◎公営競技場 
*公営競技場への来場者の特色
・熱狂的で換金を主目的とするファン
・一般的娯楽客でレクリエーション気分で来場するファン
*警備員は来場者を観察しながら適切な接客対応が必要。 

*競輪、競馬、競艇等の公営競技場
・会場内の雑踏警備業務
・会場入口や駐車場出入口での人と車両の誘導

*事前に調べておく必要があるもの。 
・関係者以外の立入りを禁止する地域
・付近の駐車場の位置と収容能力
・群集による暴動等が起きた際の従業員等の避難経路等 

*近隣住民の迷惑防止のために違法駐車排除を行う場合は周辺に関する情報も必要である。
・周辺の道路状況
・住宅地の位置
・学校等の位置や児童
・子供が通行する道路
・観客が使用する交通機関の駅とその搬送能力等

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◎その他の競技場
*その他の競技場とは
・野球場、サッカー場、ラグビー場、陸上競技場等の施設のことをいう。
 ・スポーツ競技だけでなく、イベント会場(コンサート、催し物等)として使用する場合もある。

・競技場の種類、開催する内容によって参集する観客層が違う。
・来場者を観察しながら適切な接客対応が必要となる。 
*競技やイベント等によって警備体制も大きく変わってくることを考慮した警備計画の作成。

・(例)プロ野球の試合
・試合観戦契約約款や特別応援許可規程などが制定、これらに沿った警備計画が必要。
・入場拒否、退場措置、持込禁止物品の発見排除、競技場内の案内、監視、警告、実力措置。
・競技場出入口や駐車場出入口等での人と車両の誘導、周辺道路上の違法駐車排除等。

◎各種パレード、マラソン 
*イベントの特色
・公道を利用する。
・競技者や演技者が移動する。
・沿道において、交通規制中の車両の迂回誘導と観戦中の観客の規制・誘導に分けられる。
・外国人の観客も多く、通常と異なる面も理解したうえでの事前教育必要。
・文化習慣の違いも指導項目として重要である。 
・子供の頭に手を触れることがタブーや左手は不浄と考えるなど。

*計画段階では、公道のコースと交通規制の現地調査を行い、主催者と事前に協議をしておくことが重要。
・冾道の状況
・周辺の工事の実施状況
・コース等の変更事項
・目安地点や給水地点
・救護所の場所
・勾配のある箇所
・高速道路の出人口の規制状況
・設置看板の脱落等の点検
・道路上の清掃状況
・その他

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