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問題260、群集の整列の方法(雑踏2級)

雑踏警備業務
2級検定練習問題
問題260
次の文章は、群集の整列の方法(整列の基本、要領)に関する記述です、誤っているものを選びなさい。

① 滞留場所がない施設では、壁等に沿って施設を取り巻くように列を作る方法がある。 この場合、周辺の交通の妨害とならないよう列の幅に配慮する必要がある。隣接している施設に係る人や車両の出入りを妨害しないように配慮し、他の商店等の営業妨害にならないように注意する。

② 「直進方式」は入場待ち群集を2列〜4列等で縦隊に整列させる方式である。一方向に長くなり、幅が広いスペースの場合は有効に利用しにくく、列の横側をロープ等で適切に区画できない場合、割込みが発生しやすいという欠点がある。

③ 「蛇行方式」は、入口に向かって縦方向と横方向に蛇行させる方法がある。一定のスペースを効果的に利用することができるが、群集にとっては歩行距離が延びたり、入口に近づいてからまた遠ざかるために疲労感を与えやすいといった欠点がある。

④ 「蛇行方式」は、列確保のため、埋込式支柱等固定式の丈夫な区画機材を用いた方がよい。この場合、支柱を一定の間隔に設置しその間のロープの張り方を適宜変更することによって、縦方向と横方向の切り替え、群集の人数による整列方式の変更等が簡単に行える。

⑤ 入口の数と群集の列の数は同じが望ましいが、滞留場所の幅が十分にある場合は、入口の正数倍の列数で整列させ、入口の直前で入口の数と同じ列数に収束させる方法もある。その場合、事前に広報を行い収束しやすいように通路の幅を物理的に狭めておく必要がある。

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