交通誘導警備業務2級検定項目
(平成30年版)
Ⅳ. 人又は車両に対する合図の方法その他の人又は車両の誘導を行うため必要な事項に関する専門的な知識
1 合図実施上の留意点
③ 合図の確実な伝達方法
・合図を行う場合は、誘導する車両の運転者に注目する。
・合図は大きい動作で、運転者にわかりやすい早さで行う。
・誘導する車両の運転者や他の車両の運転者から警備員がよく見えて、車両に接触するおそれのない位置で合図を行う。
・周囲のエンジン音やその他の騒音のために、合図が運転者に確実に伝わらないと認められるときは、警笛や拡声器を活用する。
・パワーショベル等は、急に旋回、前進、後退することがあるので、常に安全な距離を保ち、運転者が合図を確認できる位置で誘導する。
・自己流の合図や不必要な動作は、相手を困惑させ、正確に伝わらないので、動作や警笛の吹鳴は、正しく基本通りに行う。
・後進誘導を行う場合は、警笛や音声を使用するほか、運転者と事前に打合せを行う。
・ー般車両の運転者が警備員の合図を十分に認識し、余裕を持って対応できるよう、ー般車両から工事現場までの距離やー般車両の速度を考えて合図、誘導を行う。
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