スポンサーリンク

問題325、刑事訴訟法、現行犯逮捕(雑踏2級)

雑踏警備業務
2級検定練習問題
問題325
次の文章は、刑事訴訟法の現行犯人、現行犯逮捕についての基本的な記述です、誤りを選びなさい。

① 現行犯人、刑事訴訟法、第212条の「現に罪を行い」とは、犯罪を現在実行しているという意味であり、犯罪の実行行為に着手し、それを遂行し、終了に至った場合である。

② 現行犯人を逮捕する権限は、一般私人にも与えられている。これは逮捕行為が許されているだけであり、取調べ、身体検査、所持品検査等を行う権限は認められていない。犯人を逮捕した場合は直ちに警察官等に引き渡さなければならない。

③ 逮捕に際しては、当然ある程度の実力行使が許されているが、自ずから限界があり、犯人の挙動、具体的状況に応じ、社会通念上妥当な方法をとる必要がある。

④ 逮捕者が被疑者の身体に寄り添って看視し、いつでもその身体を捕捉できる態勢をとり、逃走を防止する方法等によって自由を拘束する場合も逮捕したことになる。

⑤ 「罪」とは、特定の罪を指す。したがって、単なる「不審者」であって、何らかの罪を犯している疑いがあるだけでは不十分であり、現行犯人とはいえない。 

ヒント↓↓↓
◎この問題の関連記事
刑事訴訟法の現行犯逮捕についての概略的知識1、(交通2級)
刑事訴訟法(現行犯逮捕)その2
刑事訴訟法の現行犯逮捕についての概略的知識2、(交通2級)
刑事訴訟法(現行犯逮捕)その1
刑事訴訟法(現行犯逮捕)その3

スポンサーリンク

・次の問題へ→→→問題326

コメント