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交通誘導警備業務23「交通誘導警備業務を適正に実施する知識及び技能」(指教責実務)

警備員指導教育責任者2号業務

◉その他交通誘導警備業務を適正に実施するために必要な知識及び技能

◎現場における指導・監督
☆指導・監督は、警備業務の適正な実施に欠かすことができないものである。
・「指導」とは、直接指示を下したり、説明を加えたり、質問に答えたりして教えること。
・「監督」とは、その人の指示のとおりに相手が行動するように取り締まること。 
・警備業者が適正な指導及び監督を怠ると、現場の警備員が勝手に警備計画書等で取り決めていないことを行っていたり、事故や苦情につながるような行為を行っていたりしても、それらの行為を確認することができない。 

◎指導担当者の心構え

⑴ 端正な服装等 
・指導担当者は、常日頃から端正な服装を心掛け、礼儀正しい言動で現場警備員に接することを心掛ける。

⑵ 情報収集
・指導担当者が現場を訪れる際には、その現場の契約内容、周辺の状況、配置警備員の性格及び力量等を事前に収集しておかなければ的確な指導はできない。 
・配置担当者や教育担当者等と打合せを行い、事前に情報収集することが重要。

⑶ 自己研鑽
・指導担当者が実際に誘導の動作を実施し、見せて指導することもあり、指導担当者は、常に誘導技術について自己研鑽に努めることが大切である。
 
⑷ 機密の保持 
・警備員を指導していると仕事に関することだけではなく、日常生活の悩み等も相談されることがある。
・親身になって聞き、少しでも悩みが解消するようアドバイスを行うことが必要。 
・相談された内容は、プライベートな問題なので、みだりに他人に漏らさない。

⑸ 記録 
・現場で知り得た情報は、基本的に指導監督実施簿等によって記録し、次回以降の指導に役立てるようにする。 

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