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問題656、刑法、自由、平穏又は秘密を害する罪(逮捕・監禁罪)(指教責2号)

警備員指導教育責任者

基本編練習問題

問題656

次の文章は、刑法、自由、平穏又は秘密を害する罪(逮捕・監禁罪)に関する記述です、誤っているものを選びなさい。

  1. 不法に人を逮捕し、又は監禁した者は、三ヶ月以上七年以下の懲役に処せられる。その客体が幼児、泥酔者、熟睡中のものでも対象になり得る。
  2. 「逮捕」とは、人の身体をロープなどで手足を縛り動けないようにするなど、実力で直接的に拘束し、行動の自由を奪うことである。また、自由を奪う手段には、法文上制限はなく心理的強制手段、欺罔的手段など様々である。
  3. 「監禁」とは、人を一定の限られた場所から移動することを不可能又は著しく困難にすることであり、単に瞬間的な自由の束縛ではなく、ある程度の時間拘束状態を継続している必要がある。そして相手を監禁するための手段はある程度限定される。
  4. 現行犯人を逮捕した場合、直ちに警察機関へ引き渡さず、正当な理由もなく長時間拘束したままでは監禁罪が成立する。複数人で囲む行為などもその場所からの脱出を著しく困難にするため、監禁罪が成立する可能性がある。
  5. 現行犯逮捕の場合、逮捕・監禁罪は成立しないが、準現行犯逮捕でそれが誤認逮捕になった場合は逮捕・監禁罪が成立する可能性がある。

ヒント↓↓↓

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