雑踏2級

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雑踏警備業務2級

法令に関することⅡ、憲法1(雑踏2級)

雑踏備業務2級検定項目 (令和版) 第2章 法令に関すること 第1節 法その他警備業務の実施の適正を確保するため必要な法令に関する専門的な知識 2 憲法 人権についての概略的知識  警備業務を適正に実施するため、他人の権利や自由を侵害することのないよう基本的人権を正しく理解すること。  憲法は、個人の尊重を第一義としていますが、その精神は、すべての個人を尊重することであって、一個人のみを尊重するということではありません。憲法とは国家権力に歯止めをかけて、国民の人権を守るため、国を縛るための法であり、国や自治体が法律や条例を作るに当たって、そのルールが適正かどうかを憲法に定めています。 ⑴ 基本...
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法令に関することⅠ、警備業法4(雑踏2級)

雑踏備業務2級検定項目 (令和版) 第2章 法令に関すること 第1節 法その他警備業務の実施の適正を確保するため必要な法令に関する専門的な知識 1 警備業法 (8) 警備業法 第18条(特定の種別の警備業務の実施) 第十八条 警備業者は、警備業務(第二条第一項第一号から第三号までのいずれかに該当するものに限る。以下この条並びに第二十三条第一項、第二項及び第四項において同じ。)のうち、その実施に専門的知識及び能力を要し、かつ、事故が発生した場合には不特定又は多数の者の生命、身体又は財産に危険を生ずるおそれがあるものとして国家公安委員会規則で定める種別(以下単に「種別」という。)のものを行うときは...
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法令に関することⅠ、警備業法3(雑踏2級)

雑踏備業務2級検定項目 (令和版) 第2章 法令に関すること 第1節 法その他警備業務の実施の適正を確保するため必要な法令に関する専門的な知識 1 警備業法 (6) 警備業法 第16条(服装) 第十六条 警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、内閣府令で定める公務員の法令に基づいて定められた制服と、色、型式又は標章により、明確に識別することができる服装を用いなければならない。 警備業法施行規則 (内閣府令で定める公務員) 第二十七条 法第十六条第一項の内閣府令で定める公務員は、警察官及び海上保安官とする。 警備員は、警察官の制服(出動服を含む)及び海上保安官の制服と明確に識別すること...
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雑踏警備業務2級検定練習問題

問題329、遺失物法の拾得者の措置等(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題329 次の文章は、遺失物法の拾得者の措置等についての概略的知識について述べた文章です、誤っているものを選びなさい。 ① 施設において物件を拾得した場合は、速やかに施設占有者に交付すること。当該施設の勤務者等に交付すれば「施設占有者に交付した」ことになる。 ② 施設において警備業務に従事する警備員の場合は、その施設の勤務者であるので、当該施設占有者を代行して拾得された物件を預かることもある。 ③ 当該施設占有者以外の勤務者が施設内において物件を拾得した場合は、その勤務者が拾得者になる。 ④ 一般の場所において物件を拾得した場合は、速やかに遺失者に返還するか、...
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法令に関することⅠ、警備業法2(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第2章 法令に関すること 第1節 法その他警備業務の実施の適正を確保するため必要な法令に関する専門的な知識 1 警備業法 (5) 警備業法 第14条 警備業法(警備員の制限) 第十四条 十八歳未満の者又は第三条第一号から第七号までのいずれかに該当する者は、警備員となってはならない。 2 警備業者は、前項に規定する者を警備業務に従事させてはならない。 ◎警備員として警備業務に従事することができない者。 18歳未満の者。 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者。 禁錮以上の刑に処せられ、又はこの法律の規定に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執...
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法令に関することⅠ、警備業法1(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定用警備業法の、第1条から第4条までの要点のまとめ
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礼式と基本動作(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第2節 警備員の資質の向上に関する専門的な知識 2 礼式と基本動作 ⑴ 礼式 ・節度ある礼式は、警備員の心を引き締め、規律ある職場を形作り警備員に対する社会的信頼を高める。 ・警備員は日頃から礼式の意義を理解し、繰り返し訓練を行い、正しい礼式を身に付けること。 ・服装や身だしなみは、委託者だけではなく、周囲の人たちの注目の対象になり、端正に整えることで、警備員に対する信頼が高まる。 ◯ 敬礼 ・敬礼を行う者は、通常、受礼者の答礼が終わるのを待って元の姿勢に戻る。 ・ただし、号令がかかる場合は、号令に従う。 ◯ 脱帽時の...
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警備員の指導及び教育に関する制度の概要(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第2節 警備員の資質の向上に関する専門的な知識 1 警備員の指導及び教育に関する制度の概要 ⑴ 警備業法第21条(警備業者等の責務) 警備業法 第四章 教育等 第一節 教育及び指導監督 (警備業者等の責務) 第二十一条 警備業者及び警備員は、警備業務を適正に行うようにするため、警備業務に関する知識及び能力の向上に努めなければならない。 2 警備業者は、その警備員に対し、警備業務を適正に実施させるため、この章の規定によるほか、内閣府令で定めるところにより教育を行うとともに、必要な指導及び監督をしなければならない。 ・警...
雑踏警備業務2級検定練習問題

問題328、遺失物(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題328 次の文章は、遺失物に関する、拾得届の受理要領、遺失届の受理要領についての記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 警備業務中、拾得した物件の届出を受ける場合、一般の場所であれば、拾得者としての権利を保護するためにも警察署や交番の場所を教え、拾得者自身で持っていくようにしてもらう。 ② 警備業務中、拾得した物件の届出を受ける場合、拾得した場所がイベント会場等、特定の施設内である場合は、あらかじめ警備計画書等で定められた手順に従い、遺失物取扱場所等を案内するなど、適切に対応する。 ③ 拾得物件の届出を盗み見していた者が、遺失者を装って物件を搾取すること...
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警備業務に関する基本的な事項 Ⅳ(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第1節 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識 4 警備員の使命と心構え ⑴ 事故を防止する ・雑踏警備業務は、公道上で行われることが多いため、社会全般の安全に深く関与している。 ・警備員は日頃から起こり得る事故を想定し、とるべき措置を十分に心得ておくこと。 ⑵ 責任感を持つ ・警備員は、自らの知識及び技能をもって、その職務を最後までやりとげる必要がある。  ・自己の都合によって勝手に任務内容を変更したり、みだりに勤務場所を離れたりしてはならない。 ⑶ 関係法令を守る 警備業法第15条の基本原則を正しく理解し、関係...
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警備業務に関する基本的な事項 Ⅲ(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第1節 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識 3 警備業法第15条 ◯警備業者及び警備員が警備業務を行うに当たって守るべき基本原則 警備業法 第三章 警備業務 (警備業務実施の基本原則) 第十五条 警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。 ① 警備業法により特別に権限を与えられているものでないことに留意する。 ・警備業務が、公的権限を行使し得る警察業...
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警備業務に関する基本的な事項 Ⅱ(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第1節 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識 2 雑踏警備業務の意義と重要性 ◯ 「雑踏警備業務」とは ・他人の需要に応じて、人の雑踏する場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務である。 ・スポーツイベント、花火大会、コンサート等において、人々の安全を図り、雑踏事故の発生を未然に防止することを目的として、群集の誘導や規制等を行う。 ◯ イベント等の主催者は、負傷等の事故が発生しないように、係員を配置するなどの措置を講じなければならない。 ・群集の誘導等に関しては、主催者自らが係員を配置して行うよりも、...
雑踏警備業務2級

警備業務に関する基本的な事項 I(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目 (令和版) 第1章 警備業務に関する基本的な事項 第1節 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識 1 警備業務の意義と重要性 ◯警備業の歴史 ・昭和39年開催の東京オリンピック選手村の警備によって我が国の警備業は、その存在を広く認識された。 ・高度成長期の企業合理化と人手不足を背景とし、各種施設の防犯防災業務、道路上での危険を防止するための交通誘導業務、貴重品等運搬時の盗難防止、ボディガードなどの分野で急速に発達してきた。 ・現在では「生活安全産業」として国民生活に深く定着している。 ◯「警備業務」とは ・他人の需要に応じて、人の生命、身体、財産等に対する危害の発...
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問題327、警察官職務執行法(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題327 次の文章は、警察官職務執行法に関する文章です、正しいものを選びなさい。 
① 相手にこれから起こりうること、 危険からの避難、危険の防止、あるいは起こってしまったことに対する結果を告げ知らせる注意のことを通常必要と認められる措置という。 ② 危険が一段と切迫してきた状態、もはや警告の手段では危険を避けることができないような場合のことを避難指示という。 ③ 人に行動を思い止まるようにすすめる。 危険な場所に入らないように抑止すること勧告をという。 ④ 災害を避けて、安全な場所へ立ちのくこと、危険な場所から退去することを避難という。 ⑤ 社会通念上、危険...
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問題326、警察官職務執行法(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題326 次の文章は、警察官職務執行法に関する記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 警告とは、相手にこれから起こりうること、危険からの避難、危険の防止、あるいは起こってしまったことに対する結果を告げ知らせる注意のことである。 ② 特に急を要する場合とは、危険が一段と切迫してきた状態、もはや警告の手段では危険を避けることができないような場合のことである。 ③ 引き留めとは、施設管理者、その場所を警備するものに対して、最後までその場所にとどまり避難誘導を行うよう指示することである。 ④ 避難とは、災害を避けて、安全な場所へ立ちのくこと。危険な場所から退去する...
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問題325、刑事訴訟法、現行犯逮捕(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題325 次の文章は、刑事訴訟法の現行犯人、現行犯逮捕についての基本的な記述です、誤りを選びなさい。 ① 現行犯人、刑事訴訟法、第212条の「現に罪を行い」とは、犯罪を現在実行しているという意味であり、犯罪の実行行為に着手し、それを遂行し、終了に至った場合である。 ② 現行犯人を逮捕する権限は、一般私人にも与えられている。これは逮捕行為が許されているだけであり、取調べ、身体検査、所持品検査等を行う権限は認められていない。犯人を逮捕した場合は直ちに警察官等に引き渡さなければならない。 ③ 逮捕に際しては、当然ある程度の実力行使が許されているが、自ずから限界があり...
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問題324、刑事訴訟法、現行犯逮捕(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題324 次の文章は、刑事訴訟法、現行犯逮捕についての記述です、誤りではないものを選びなさい。 ① 現行犯逮捕の権限は、一般私人である警備員にも与えられているが、これは逮捕行為とそれに伴う安全のため所持品検査が認められているに過ぎず、取り調べや身体捜検は認められていない。 ② 他人の住居に侵入して盗んだもの(贓物)を所持し、かつ、罪を行い終わってから間がないと明らかに認められる者を発見した場合は、現行犯人として逮捕できる。 ③ 雑踏警備業務に従事中、2日前に盗まれた自社の巡回車が運転されているのを発見したので、その運転者を現行犯逮捕した。 ④ 準現行犯人は、現...
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問題323、刑事訴訟法、現行犯逮捕(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題323 次の文章は、刑事訴訟法、現行犯逮捕に関する記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。 ② 逮捕とは、被疑者の逃亡や証拠隠滅を防ぐために、一時的に身体の自由を拘束することである。 ③ 逮捕に際しては、ある程度の実力行使が許されているが、それには限界があり、犯人の挙動、具体的状況に応じ、社会通念上必要最大限の、妥当な範囲内でなければならない。 ④ 逮捕とは、手錠をはめる、縄などで縛るなど身体を直接束縛する方法がある。 ⑤ 逮捕には、被疑者の身体に寄り添って看視し、いつでもその身体を捕捉でき...
雑踏警備業務2級検定練習問題

問題322、刑事訴訟法、現行犯逮捕(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題322 次の文章は、刑事訴訟法(現行犯逮捕)に関する記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 現に罪を行い、又は現に罪を行い終つた者を現行犯人とする。 ② 罪とは、窃盗、強盗、傷害など特定の罪を指す。 ③ 現に罪を行いとは、犯罪を現在実行している。犯罪の実行行為に着手し、それを遂行しつつありいまだ終了に至らない状態である。 ④ 現に罪を行い終ったとは、犯罪行為の終了直後であり、機械的に直後が何時間後までと決めることはできないので、具体的状況によって判断される。
 ⑤ 身体又は被服に犯罪の顕著な証跡があり、罪を行い終わってから間がないと明らかに認められる場合...
雑踏警備業務2級検定練習問題

問題321、緊急避難(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題321 次の文章は、緊急避難に関する記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 他人の違法でない行為によって生じた、現在の危難を避けるためにやむを得ず行った行為が第三者の権利を侵害した場合は緊急避難ではない。 ② 緊急避難の要件に当てはまる状況であっても、自分への危難、侵害を受けてでも他人を守るべき業務上特別の義務のある者については、緊急避難は適用されない。 ③ 「現在の危難」とは、人の生命、身体、自由又は財産の侵害の危険が切迫している状態をいう。 ④ 人の行為によらず、自然現象や動物の動作などによって生じた、現在の危難を避けるためにやむを得ずにした行為は緊...
交通誘導2級検定練習問題

問題320、正当防衛と緊急避難(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題320 次の文章は、正当防衛と緊急避難についての記述です、妥当なものを選びなさい。 ① 同僚警備員が凶器を持った犯人に襲われたので、同僚を助けるために警戒棒で同僚と一緒に応戦した。これは正当防衛として認められない。 ② 犯人が大声をあげて素手で襲いかかってきたので、犯人を制圧のうえ、警戒棒で頭部を殴打し、失神させた。これは正当防衛として認められる。 ③ 緊急避難は、正当防衛と同様に、他人の不正な侵害があった場合だけが条件となる。 ④ 緊急避難は、避難行為から生じた侵害が、避けようとして生じた侵害の程度を超えないことが条件になる。 ⑤ 緊急避難は、他に害の程度...
雑踏警備業務2級検定練習問題

問題319、刑法、正当防衛と緊急避難(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題319 次の文章は、刑法、正当防衛と緊急避難についての記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 侵害されるおそれがあるだけの場合や、既に侵害が終ってしまった場合には、正当防衛は認められない。 ② 防衛行為が程度を超えた場合は、過剰防衛となるが刑罰の対象とはならず、それが防衛のための行為であったということが情状において考慮され、その刑は免除される。 ③ 正当防衛は、権利を防衛するため「やむを得ずにした行為」であり、防衛手段として社会通念上、相当と認められることが必要である。 ④ 刑法、第三十七条の現在の危難とは、人の生命、身体、自由又は財産の侵害の危険が切迫...
雑踏警備業務2級検定練習問題

問題318、刑法(雑踏2級)

雑踏警備業務 2級検定練習問題 問題318 次の文章は、刑法、違法性阻却事由に関する記述です、誤っているものを選びなさい。 ① 犯罪とは、処罰する必要性があるものだけであり、刑法で定める犯罪の構成要件に該当する違法で有責な行為である。 ② 犯罪は、社会秩序に違反し、個人や社会の利益を侵害する行為であり、それらの行為はすべて犯罪として処罰される。 ③ 違法性阻却事由とは、違法ではなくなる特別な事情をいい、正当防衛や緊急避難がある。 ④ 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するためにやむを得ずにした行為は、罰しないとされている、これを正当防衛という。 ⑤ 急迫不正の侵害の急迫とは、権利...
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