信号機のある交差点において
信号機を生かしたまま交差点内の横断歩道のラインを引く作業
赤い枠の中の白線の附設作業です
白線(ライン)は路面に引くとすぐに硬化が始まりますので
この時期ですと数分で車両が通行することができます
一つの車線ごとに時計回りに順次おこないます
一応直進左折レーンと右折レーンは分けてありますが車幅一杯一杯
車線幅にあまり余裕は無い交差点です
当然、直進左折レーンと右折レーンを一本に変更する場面が出てきます
この時が非常に問題
右に曲がれないと思われる方がいます
車線統合のヨレヨレを行っているだけで
信号が赤でも進行する車両が時々います
車線を絞るために矢板を置いておくと
その矢板だけに反応して赤信号でもどんどん進んでいく場合があります
左によって一列で進んで欲しいのですが
あくまでも交差点は信号機の灯火に合わせて進んでいただきたい
交通誘導員と警察官等の行う交通整理を混同している方が多数おられます
信号機が赤信号でも警察官等の行う手信号が進めであれば、そちらに従う必要がありますが
信号機が赤信号の場合、交通誘導員が進めを発信していても信号機に従わなければなりません
また、直進左折レーンと右折レーンを潰して
反対車線を利用し
信号機に合わせて片側交互通行を行う場合
車両が多い場合は信号機の変わり目ごとに
片側づつ流してゆかなければならない時があります
この時、ドライバーの判断にかなり差がありますので
赤信号に変わっても無理やり進んで行く車があります
逆に黄色になる寸前に反対車線に入ったまま止まってしまう車もあります
これには困ります、交差点が詰まってしまいます
こちらは、まだ進めるタイミングだろうと思い進行の合図を送っていても
ドライバーは「止まらねば」と思われるのでしょう
そこまで信号機にきっちり合わせられるとチョット困ります
仕方なく「対向車が通れませんので下がっていただけますか」と、お願いすると
「あんたがここに誘導しといて、なんでまた下がらなあかんのだ」と切れられます
やれやれ、またドライバーを御殿様に持ち上げて
平身低頭、お願い申し上げなければなりません
だいたい、このような交通誘導を二人で行うこと自体無理があるように思うのですが
現場に行ってみて始めて知らされるのでなんとも仕方ありません
なんとも理不尽で不条理な職業であります
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