共通能力ユニット
職業倫理と職務規律、レベル1(C001L11)
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- 概要
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警備業のミッションを認識し、高い職業倫理をもって与えられた職務をやり遂げる能力
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- 概要
能力細目 | 職務遂行のための基準 |
① 職業倫理、法令、諸ルールの内容の把握 |
警備業に期待される役割と警備の目的、服装や言動等の重要性を理解している。 |
警備業法など、警備業にかかわる法令の重要事項を理解している。 | |
警備員に認められている行為と行ってはいけない行為を理解している。 | |
社内諸規則及び警備計画の内容、警備指令書の内容を理解している。 | |
法令に抵触する事例や職業倫理上で問題とされる事例等を理解している。 | |
② 職業倫理、法令、諸ルールの内容の遵守 |
警備業務従事者としての社会的責任を自覚し、誠実に職務に取り組んでいる。 |
警備業にかかわる法令の概要ならびに法定教育の指導事項を遵守している。 | |
日頃から自社の経営理念や方針を踏まえた行動をとるとともに、社内の諸規則及び服務規律を遵守している。 | |
清潔で端正な服装、規律と節度ある言動、心身の健康を維持して職務に従事している。 | |
警備指令書の指示内容及び上司の指示を遵守し、職務に取り組んでいる。 |
必要な知識
- 会社の経営理念・行動指針等
- 経営理念、経営方針 など
- 倫理基準、行動憲章 など
- 会社の諸規則
- 就業規則
- 諸規則、社内ルール など
- 警備員としてのマナー、基本動作
- 警備員礼式
- 各個の基本動作及び部隊の基本動作
- 警察機関等への連絡、現場保存、警察官への引き継ぎ方法
- 避難誘導の方法、実施要領
- 救急蘇生法
- 一次救命措置、応急手当 など
- 護身術
- 警戒棒を使用しない場合
- 警戒棒、警戒じょう、刺股、非金属性の盾の操作要領
- 警備計画書、警備指令書
- 内容
- 主要法令の基本的事項
- 警備業法
- 憲法(基本的人権)
- 刑法、刑事訴訟法、遺失物法
- 民法(占有権、所有権、管理権、契約、債務不履行 など)
- 個人情報の保護に関する法律
- 主に1号業務に関連する法令
- 消防法、銃砲刀剣類所持等取締法、軽犯罪法、爆発物取締罰則、毒物及び劇物取締法 など
- 主に2号業務に関連する法令
- 道路交通法、自動車の保管場所確保等に関する法律 など
- 主に3号業務に関連する法令
- 道路交通法、道路運送車両法、電波法、貨物運送事業法 など
- 主に4号業務に関連する法令
- ストーカー行為等の規制等に関する法律、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 など
・・・出典・・・
厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/index.html)
職業能力評価基準について(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/syokunou/index.html)
56_警備業、(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10323.html)を加工して作成
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