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工事現場の出入口、相互通行等における交通誘導(その他の留意事項)

工事現場の出入口、対面通行等における交通誘導
・交通誘導警備業務は、道路工事の態様、道路及び交通の状況に応じて、安全で適正に車両等の誘導を行える位置を選定する。

◎位置選定の留意事項
①原則、道路の左側端(歩道が設けられている道路では歩道上)又は道路工事のために設けられた保安柵の内側。
②歩行者、車両等から警備員の存在が容易に確認できる位置。
③警備員から周辺の交通状況を見渡すことができる位置。
④警備員の存在が交通の妨害とならず、機敏に動くことができ、通行する車両による危険を避けることができる位置。
⑤足元のぬかるみ、すべりなどによって転倒し受傷することのない、安全な位置。
⑥工事車両、バックホー、起重機等は、急に旋回、前進、後退等をするので、常にその動きに注意。
⑦交差点や曲がり角等で誘導を行う場合、車両の内輪差等を考慮した安全な位置。

◎その他の留意事項
1、工事現場、駐車場等の施設の出入口の場合(付近に信号機がない単路で警備員1名の場合)
①工事関係車両等の誘導は、やむを得ない場合を除き、一般交通の間隙を縫って行う。 
②工事関係車両等を出入りさせる際は、十分速度を落として徐行させる。 

2、後進車両を誘導する場合(警備員1名の場合) 
①左右どちらに誘導するか事前に運転者と打ち合わせておく。 
②ドライバーの死角となる場所に入らない。 
③受傷事故を防止するため、常に車両との安全な距離を保ち車両の外輪差も考慮する。 
④停止の合図は、余裕を持って行う。 
⑤音声又は警笛を併用する。

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