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小さいバイクには気をつけろ!!!

片側交互通行規制でのヒヤリ!

規制距離は100メートル弱
工事箇所はその中の10m程度
片側1車線の県道で
山の中の緩やかなs字カーブ

ストッパーはお互いの立ち位置は確認できない状況

そこそこ道路の幅があり
車もかなりスピードが出せる環境なので
どうしても、見通しの良い直線部分での停止位置の選定となる

工事箇所は規制の中央部分ではなく片方に寄っている
警備員はストッパー2名と現場に1名の合計3名

カーブとはいえこの手の片側交互通行はよく有ること
テンポよく片側交互通行をこなしていたのですが
最終車両の前に排気量の小さいスクータータイプのバイクが入っていた時のこと

送り出す側はいつも通り最終車両の車番を伝えてきます
現場内の警備員も送り出した側に近い方でしたので最終車両の前のバイクを確認しています

しかしその後、最終車両がバイクを途中で抜いてしまっていたのです
しかもその時に、バイクが危険を感じたのかスピードを落とし後方の安全を確認していたようなのです
(これは後からの想像なのですが)

車両を止めている方の、最終車両の確認を待つ側もそんな状況は確認できていないので
最終の車番を確認して進めの合図を出し車両を送りました

が、まだバイクが残っていました
そのバイクが驚いて急ブレーキ
なんとかコーンの間から規制内に回避していただきましたが
本当に、ヒヤリです

バイクのドライバーさんには大変申し訳ないことをしてしまいました
現場の監督さんにもお叱りを頂きました

この場合の一番の原因は
最終車番の確認をし
その後方をしっかり確認して
止めていた車両に発進の合図を送らなければならない所を
後方の確認が足りなかった事にあります

現場付近の警備員も最終通過後の様子の確認が必要でした

遅延のない、スムーズな交通規制も必要ではありますが
規制内全体が目視できない現場では
確実な安全確認が必要で有るという事

止めているドライバーに
「もう進めるだろう」と
じわじわ前に寄ってこられて
せっつかれる事もありますが

それに負けず
慌てずに確認

安全が全てに優先することを
愚直に実施して行く事が
交通誘導員の基本なのだと改めて感じた場面でした

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