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職務遂行のための基準、共通能力ユニット(交通誘導警備)

交通誘導警備業務・共通能力(厚生労働省の能力評価ユニットより)

職務遂行のための基準(共通能力ユニット)

  • 建築・土木工事の交通誘導警備・駐車場誘導警

◎ レベル1

◇ 職業倫理と職務規律

① 職業倫理、法令、諸ルールの内容の把握

  • 警備業に期待される役割と警備の目的、服装や言動等の重要性を理解している。
  • 警備業法など、警備業にかかわる法令の重要事項を理解している。
  • 警備員に認められている行為と行ってはいけない行為を理解している。
  • 社内諸規則及び警備計画の内容、警備指令書の内容を理解している。
  • 法令に抵触する事例や職業倫理上で問題とされる事例等を理解している。

② 職業倫理、法令、諸ルールの内容の遵守

  • 警備業務従事者としての社会的責任を自覚し、誠実に職務に取り組んでいる。
  • 警備業にかかわる法令の概要ならびに法定教育の指導事項を遵守している。
  • 日頃から自社の経営理念や方針を踏まえた行動をとるとともに、社内の諸規則及び服務規律を遵守している。
  • 清潔で端正な服装、規律と節度ある言動、心身の健康を維持して職務に従事している。
  • 警備指令書の指示内容及び上司の指示を遵守し、職務に取り組んでいる。

◇ 地域・顧客とのコミュニケーション

① 顧客との関係構築

  • 顧客との契約内容、顧客のルール、施設別のルールを理解して職務を遂行している。
  • 清潔で端正な服装、規律と節度ある言動で顧客に対応している。
  • 節度ある態度で顧客とコミュニケーションを図り、信頼関係を構築することに努めている。
  • 顧客から依頼や相談などを受けたときは、上位者に報告、連絡、相談している。

② 地域の関係者との関係構築

  • 顧客側の地域や施設などが発信する情報、その地域の天候、交通事情、イベント情報等を確認するなど、地域の状況について概要を把握している。
  • 地域の関係者や近隣住民などに対し、節度を持って礼儀正しく接している。
  • 地域の関係者から依頼や相談などを受けたときは、上位者に報告、連絡、相談している。
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◇ チームワーク

① 周囲との連携・協力

  • 余力がある場合には、同僚や後輩などの職務を手伝っている。
  • 報告、連絡、相談を欠かさず、職務遂行に必要な情報は申し送り・引き継ぎやミーティングなどを通じて周囲に報告している。
  • 職務遂行に必要な情報は申し送り・引き継ぎやミーティングなどを通じて報告されたものを理解している。
  • 常に同僚と協力・連携して職務に取り組んでいる。
  • 職場規律を遵守し、職場の協調性を乱すことなくより良い職場環境作りに協力している。

② 周囲とのコミュニケーション

  • 周囲と適切にコミュニケーションをとっている。
  • 警備員としてのマナーに則り、節度ある態度で周囲と接している。
  • 相手の話をしっかりと聞き、自分の考えが正しく相手に伝わるように話をしている。
  • 人的ネットワークを広げるための会合等の機会があれば、できるだけ参加している。

◇ チャレンジ意欲

① 役割の理解

  • 自分の職務遂行上の役割を理解している。
  • 上位方針を理解し、上司と相談して仕事の目標設定を行っている。
  • 習熟すべき知識や技能を理解し、上司と相談して能力開発計画を立てている。

② 役割遂行と意欲

  • 誠実な態度で職務を遂行し、自分に与えられた役割を果たしている。
  • 自身の健康管理に気を配り、万全な体調を整えるよう努めている。
  • 上司からの指示や指導事項を理解し、確実に実行している。
  • 上司の指導や研修への参加を通じ、自己啓発(通信教育等)や能力開発に取り組んでいる。
  • 問題点に気付いたときは、速やかに上司に報告、連絡、相談している。
  • 今まで経験したことがない仕事であっても、進んでチャレンジする姿勢を示している。

 

出典

厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/index.html)
職業能力評価基準について(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/syokunou/index.html)
56_警備業、(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10323.html)選択能力ユニット(警備業務職種)交通誘導警備を加工して作成

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