参考:「交通誘導警備業務の手引き」
○後進の誘導をする場合の誘導員の位置
上図は基本的な位置です、状況によって車両の右側で行うこともあります。
*必ず、バックミラーで運転手から確認できる位置に立つ。
○手旗によるバック誘導(上の図の位置で誘導する場合)
・右手に赤、左手に白を持ち、後進させる方向に平行に体を向ける。
・赤旗を前方に肩の高さで水平に出す。(誘導する車両の後ろに向かって注意を促すため)
・進行方向を確認し白旗を進行の合図の要領で振りながら車両と同じ間隔を保ち、歩きながら停止位置まで誘導する。
○素手の後進誘導(上の図の位置で誘導する場合)
・体は車両進行方向に対して平行にする。
・右手は、腕を肩の高さで前方へ水平に伸ばし、指を揃えて手のひらを進行方向に向ける。
・左手は、車両側へ肩の高さで水平に伸ばし、手のひらを上に向ける。
・ひじを曲げて大きく円を描くように顔の近くまで振りながら車両と同じ間隔を保ち、歩きながら停止位置まで誘導する。
これは、手引書の内容をまとめたものです。
特別講習で教わる後進の誘導方法とは少し違いがあり、
特別講習の場合は、警笛も使用しております。
2級検定を受ける側としては両方を覚えておく必要があるのだろうか、疑問に思うところです。
学科試験を受ける場合は「交通誘導警備業務の手引き」の内容が出てくる可能性があると思われ、
実技の場合は、そこで教わった通りを実施する必要があります。
また、YouTubeなどで流れている誘導の動画を見ると警備会社により違いがありますね。
学科試験用、特別講習用、実際の現場用、それぞれに習得する必要があるようです。
一般ドライバー目線からすれば、全国統一した合図の使用が望ましいのではないでしょうか。
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