警備員指導教育責任者2号業務
警備員指導の案施要領
◉面接指導
○定期面接の実施
*計画的、効果的指導業務の手順
①個々の能力の評価とそれに合わせた指導内容の確認。
②指導目標の設定と指導計画の確立。
③効果的な指導の実施と正確な記録。
・上記サイクルを繰り返し行う。(定期面接)
第1段階「面接計画」
○「どのようなねらいを重点に面接を行うか」
①知識及び技能等について、その長所、短所、得手、不得手をつかみ、何をどの程度まで伸長、改善させるか。
②これまでの努力、実績、仕事に対する興味、関心、希望等をつかみ、対象警備員をどのように刺激し、動機付けするか。
③対象警備員の悩み、問題等を引き出し、どのように信頼関係を深めるか。
☆面接の重点事項は何かをよく見定め、適切な情報を把握しておくこと。
○「面接の手順を作り、話し合いの内容をあらかじめ整理しておく」
①警備員をくつろいだ気持ちにさせるためには、どんな話や質問をすれば良いか。
②聞きたいことを率直に話してもらうためには、どんな話や質問をすれば良いか。
③指導者の話したいことを率直に受け入れてもらうためには、どのような説明をすれば良いか。
④話し合いをどのようにまとめるか、そのためには、どんな質問をし、どんな話をすればよいか。
☆面接の日時、場所について、あらかじめ警備員に通知しておくこと。
第2段階「面接の実施」
①まず、「くつろいだ雰囲気」を作り、話し合いの目的や効果についてよく理解してもらう。
②対象警備員のこれまでの努力、実績、現在の抱負、悩み等について話し合う。
③できる限り警備員の意見や主張を引き出しながら、今後の努力目標、進むべき方向等について話し合いう。
④次の面接の予定日までに実行してもらいたい事柄を約東し、前向きなやる気を起こしてもらう。
第3段階「面接結果の検討と記録」
・警備員指導実施簿等に正確に記録し、以後の指導、教育に活用する。
・警備員の記録簿は個人のプライバシーに関することであるため保管には十分注意すること。
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