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横浜市で交通誘導中の警備員が車にはねられ死亡

先日のニュースから

11月20日午後1時15分ごろ、横浜市の市道で、交通誘導をしていた警備員(67)が、普通乗用車2台に次々とはねられ、全身を強く打つなどしてその場で死亡が確認された。
現場は見通しのよい片側3車線の直線。

事故当時、現場では維持作業のため中央分離帯にある草木の剪定作業が行われており、中央分離帯寄りの右端車線の通行を規制していた。
交通誘導警備員は右側車線に停車した作業車の前に立ち、交通誘導を行っていた。

そこに車が突っ込み、左側の車線に跳ね飛ばされた。
左側でも後ろから来た車がはねた。
最初に警備員をはねた車は、作業車にも衝突しているといい、警察が事故原因を調べている。
現場の手前には通行規制を周知する看板が掲げられていたという。

以上がニュース記事に出ていた概要です。

車線を減少させる規制は、かなり難しい大掛かりな規制になると思うのですが。
そうなるとドライバーが簡単に見落とすというようなことは起きないはずです。

この作業はおそらく移動しながら行っていたのでしょう。
だとしたら、50m先ぐらいの所に看板を一枚立てるのが一般的。
作業車両の直前に矢印板を一枚、
コーンやコーンバーなどでは囲いません。
しかし、片側3車線の道路でそんなことをするだろうか???

交通量の多い道路でのこの手の交通誘導は非常に気を使いますし怖いです。

現場を知っている方によりますと。
直線といってもS字の右カーブを抜けた先の直線と言うこと。
通常60~70km/hは出てる所で、中央分離帯に樹木が繁っており先の様子が見にくい。
中央寄りの車線の場合、感覚的にはカーブを抜けた直後に規制があるという感じになるようです。

この手の工事、
発注側も受注側も、もっと交通誘導に予算を取っていただきたい。
道路使用許可を出す側も安全面のチェックを厳しくしていただきたい。

ドライバーももっと前方を注意してほしい。
看板をいくら立てても風景の一部としか認識していただけない。

安全が全てに優先されなければならないと思う。

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