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共通能力ユニット・職業倫理と職務規律、レベル3,レベル4(C003L34)

共通能力ユニット

職業倫理と職務規律、レベル3,レベル4(C003L34)

    • 概要
      • 警備業のミッションを認識し、高い職業倫理をもって与えられた職務をやり遂げる能力

能力細目 職務遂行のための基準
① 職業倫理、法令、諸ルールの内容の把握
警備業に期待される役割と警備の目的、服装や言動、警備員の遵守事項等について、部下に指導を徹底している。
社内諸規則及び警備計画の内容、警備指令書の内容について、部下に指導を徹底している。
警備業法などの警備業にかかわる法令を熟知し、活動内容に問題がないかを検証している。
法令に抵触する事例や職業倫理上で問題とされる事例等について熟知し、同様の問題が自社で発生していないか検証している。
職業倫理、法令、社内諸規則、職場における指示命令を確実に遵守するための体制整備を行っている。
② 職業倫理、法令、諸ルールの内容の遵守
警備業務従事者としての社会的責任を十分に自覚し、職場全体のコンプライアンス意識を高めるための取り組みを推進している。
警備業にかかわる法令ならびに法定教育の指導事項を確実に遵守させるための体制作りを推進している。
自社の経営理念や方針及び社内の諸規則及び服務規律を徹底するための体制作りを推進している。
警備指令書の指示内容及び上司の指示が徹底されるような職場作りを推進している。
日常業務の遂行において法的または倫理的な問題に直面した場合、自身で問題解決すべきことは適切に問題解決するとともに、上位者に的確に報告、連絡、相談している。
会社の倫理規定、社内諸規則などの遵守すべき職業倫理や服務規律について、部下の手本となる行動をとっている。
警備計画書や警備指令書などに従って確実かつ誠実に職務が遂行されるよう、部下に対する指導を徹底している。
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必要な知識

  1. 会社の経営理念・行動指針等
    • 経営理念、経営方針 など
    • 倫理基準、行動憲章 など
  2. 会社の諸規則
    • 就業規則
    • 諸規則、社内ルール など
  3. 警備員としてのマナー、基本動作
    • 警備員礼式
    • 各個の基本動作及び部隊の基本動作 
  4. 警察機関等への連絡、現場保存、警察官への引き継ぎ方法 
  5. 避難誘導の方法、実施要領
  6. 救急蘇生法
    • 一次救命措置、応急手当 など
  7. 護身術
    • 警戒棒を使用しない場合
    • 警戒棒、警戒じょう、刺股、非金属性の盾の操作要領
  8. 警備計画書、警備指令書
    • 内容
    • 作成の仕方
  9. 主要法令の基本的事項
    • 警備業法
    • 憲法(基本的人権)
    • 刑法、刑事訴訟法、遺失物法
    • 民法(占有権、所有権、管理権、契約、債務不履行 など)
    • 個人情報の保護に関する法律
    • 主に1号業務に関連する法令
      • 消防法、銃砲刀剣類所持等取締法、軽犯罪法、爆発物取締罰則、毒物及び劇物取締法 など
    • 主に2号業務に関連する法令
      • 道路交通法、自動車の保管場所確保等に関する法律 など
    • 主に3号業務に関連する法令
      • 道路交通法、道路運送車両法、電波法、貨物運送事業法 など
    • 主に4号業務に関連する法令
      • ストーカー行為等の規制等に関する法律、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 など

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・・・出典・・・

厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/index.html)
職業能力評価基準について(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/syokunou/index.html)
56_警備業、(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10323.html)を加工して作成

 

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