警備員指導教育責任者
基本編練習問題
問題669
次の文章は、刑法第249条(恐喝)恐喝罪について述べたものです、妥当ではないものを選びなさい。
- 恐喝とは、害を加える旨を告知して脅し、または暴行をすることにより相手を畏怖させて、財物の交付を受けたり、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させることをいう。
- 相手を畏怖させることにより成立する犯罪であり、人の生命、財産、身体、名誉、自由に対して害悪する告知を行うことである。相手が恐怖心を感じるかどうかは問われない。
- 私人の秘密を摘発すると通告することや、一定地域の住民がらが絶交する旨を通告することも恐喝罪にあたる。
- 暴行・脅迫を用いて他人の財物を移転させるという点で強盗罪と共通している、強盗罪の暴行または脅迫は、恐喝罪に該当する行為よりも程度が重いとされ、その程度が、相手の反抗を抑圧するようなものであれば強盗罪になる。
- 恐喝罪の客体は、原則として、他人の財物、他人の財産上の利益であるが、自己の財物であっても、他人が占有し他人が看守するものは、他人の財物とみなす。また、電気も財物に含まれる。
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