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交通誘導警備業務用資機材の点検及び整備(交通2級)

交通誘導警備業務2級検定項目
(平成30年版)

Ⅲ. 交通誘導警備業務用資機材の機能、使用方法及び管理方法に関する専門的な知識

 2 交通誘導警備業務用資機材の点検及び整備

*警備員は業務の適正な実施を図るため、平素から交通誘導警備業務用資機材の点検を行い、確実な維持管理に努める。

① 基本的留意事項
・セフティコーン、コーンバー等の外観上の点検を確実に行う。
・各種資機材の数を確認し把握する。
・電池や燃料を使用する資機材は、電池切れや燃料切れを確認し、必要に応じて交換や補充を行い予備を準備しておく。
・センサーの作動により電源のオン、オフが行われる場合は、センサーが確実に作動するかを定期的に確認する。
・設置資機材が風圧等で動いていた場合や転倒した場合、周囲の交通の状況を確認し、安全を確保したうえで元の位置に設置して、同様のことが発生しないよう安全措置を講じる。
・整理整頓を行い、業務中においても、歩行者通路内や定められた場所以外に放置しない。
・作業終了時に使用した資機材を片づける時は、元の保管位置に必ず戻しておく。
・紛失、破損のないよう丁寧に取り扱う。

② その他の留意事項
・警備業者が持ち込んだ資機材を使用する場合は、基本的留意事項を理解し確実な維持管理を行い、破損が生じた場合は速やかに交換や修理を行う。
・工事業者が準備した資機材を使用する場合であっても、基本的留意事項を理解したうえで確実な維持管理に関する助言を行い、破損等が生じた場合は速やかに報告を行う。
・特に夜間は、資機材の紛失や盗難がないよう、確実な固定を行うとともに、設置状況や設置資機材を把握しておく。
・太陽光発電も可能な資機材については、日中における充電が効率良く行えるようパネルの向きを調整する。

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