交通誘導警備業務2級検定項目
(令和版)
第3章 車両等の誘導に関すること
第2節 人又は車両に対する合図の方法と人又は車両の誘導を行うため必要な専門的知識及び能力
2 合図の種類と基本動作
- 交通誘導警備員の、体の向きや手足の動きが、人や車両の通行に大きな影響を与える。
- 常に正しい姿勢と要領で合図を行う。
⑴ 警笛の使用方法
◎合図を行う場合の補助として警笛を使用する場合。
- 停止の合図
- 腕の動作に合わせて、長音と短音の組合せ(約3秒間)を吹鳴する。
- ピー.ピッ
- 進行の合図
- 手旗等を進行方向に振りながら、短音(約0.5秒間、大旗の場合は約1秒間)を吹鳴する。
- ピッ. 又はピーッ.
- 徐行の合図
- 手旗、誘導灯の場合、手首の振りに合わせて短音(約0.5秒間)を等間隔で吹鳴する。
- 大旗の場合、腕の動作に合わせて短音(約0.5秒間)を等間隔で吹鳴する。
- ピッ.
- 後進の合図
- 腕の動作に合わせて、短音と長音の組合せを等間隔で吹鳴する。
- ピピー. ピピー.
- 停止の合図に従わない歩行者や車両等に対して
- 周囲の状況から、そのまま進行を継続させることが危険であると判断される場合に限り。
- 短く強く数回連続して吹鳴し、停止を促す。
- ピッ.ピッ.ピッ.ピッ.ピッ.
- 地域によっては、時間帯や住宅密集地等の状況により、警笛の使用を控えなければならない場合があるので注意する。
コメント