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事故発生時の応急措置に関すること Ⅱ、救急蘇生法(雑踏2級)

雑踏警備業務2級検定項目
(令和版)

第4章 人の雑踏する場所における負傷等の事故が発生した場合における応急の措置に関すること

第2節 事故の発生時における負傷者の救護を行うため必要な事項に関する専門的な知識

1 救急蘇生法の意義と重要性
  • 警備業務は、事件や事故から人の生命、身体、財産等を守るという性格を有することから、一般の人に比べて事故等による負傷者に遭遇する可能性が高い。
  • 警備員は負傷者に対し適切な措置をとることが社会的に期待される。
  • 日頃から救急蘇生法について正しい知識と技能の向上に努め、不測の事態に備える必要がある。 

 この項目は、全国警備業協会の雑踏警備業務の手引き【初級】、特別講習教本・雑踏警備業務2級、も参考にしていますが主に、厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/index.html)
救急蘇生法の指針2015(市民用)(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000123021.pdf)を加工して作成しています。教本とは若干違いがあります。

 個人的な意見ではありますが、警備員の有資格者に対しても救急蘇生法の講習を付加しても良いのではないかと思います。胸骨圧迫、AEDの使用は文章を読んだだけで行えるものではないと思います。

⑴ 救急蘇生法

救急蘇生法を図で示すと以下のようになります。

  • 一次救命処置(BLS)とは、心臓や呼吸が止まってしまった人を助けるために心肺蘇生を行ったり、AEDを使ったりする緊急の処置のことである。
  • 一次救命処置(BLS)は、AE Dや感染防護具などの器具を用いて行いますが、特別な資格がなくても誰でも行うことができる。
  • 応急手当は負傷者に対して、一般の人がその悪化を回避することを目的に行う最小限の諸手当のことですが、「応急手当」という言葉は心肺蘇生などの心停止への対応も含めた意味に使われることも多いため、救急蘇生法の指針2015では、心停止への対応は含まないものとしてファーストエイドという言葉を選択しています。

○「ファーストエイド」とは

  • 急な病気やけがをした人を助けるためにとる最初の行動。
  • 一次救命処置以外の急な病気やけがをした人を助けるために行う最初の行動。
  • 熱中症への対応や出血に対する圧迫止血なども含まれる。

⑵ 救急蘇生法の重要性

  • 急変した傷病者を救命し、社会復帰させるために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」という。
  • 「救命の連鎖」を構成する4つの輪がすばやくつながると救命効果が高まる。
  • 「救命の連鎖」における最初の3つの輪は現場に居合わせた者によっていち早く行われることが重要。
  • 心肺蘇生やAEDの使用を素早く行うことで、生存率や社会復帰率が高まる。

◯ 心肺蘇生の前に

  • 誰かが突然倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見した場合は、まず周囲の状況が安全かどうかを確認すること。
  • 自分自身の安全を確保することは傷病者を助けることよりも優先されます。

次は、

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