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花火大会の雑踏警備

ただの愚痴です。

 新型コロナウィルス第七波の真っ最中、各地でコロナ感染対策を行った上で、と言う体裁を謳った上開催されています。主に露天商による出店はなし、限られた施設のみでの出店、花火前の大々的なイベントはしないなど、我々警備員もアルコール消毒、マスク着用、体調チェック、感染のチェック(感染のチェックは行ってない場合もあり)等感染対策を行なってから業務を行います。これも一応、体裁として・・・です。

 これだけ感染が拡大している中での花火大会の開催は、もうコロナ感染自体インフルエンザ以下の対応になっている様相。観覧にやってくる人々も、一応マスクはつけてはいるものの感染に関する気遣いはどれほどのものなのでしょうか?

 開催に対する不満、観衆に対する不満ばかりになってしまいますが。自分のblogなので気にせず書き込みます。

 本当に危険を感じたのは乳幼児をベビーカーに乗せてやって来られる方たち、夜とはいえ気温、湿度はかなり有ります。そんな幼い子供が花火を見て楽しいと思うのでしょうか?花火を見たいのはその子を連れている大人の方です。
 臨時駐車場からかなりの距離を狭い歩道をぎゅうぎゅうの状態で見えるところまで移動し、過密な中での観覧、幼児に対しては虐待に近い花火大会。

 問題は花火終了後の帰り道。一斉に引き上げてゆくなか歩道、車道関係なく行き交う人の多いこと、日本人ってこんなにマナーが悪かったのかのか、哀しくなる時間帯です。
 警察官が大きな声で横断歩道を渡るように、歩行者天国ではないので歩道を歩くように、車道は横断しないように叫んでも、関係なし。その中にベビーカーもいます。

 我々も「歩道を歩いて下さい。」と声掛けはしますが、ごく一部の人は通りすがりに同じように「歩道を歩いて下さ〜い。」とちゃかすような口調で通り過ぎて行きます。

 いつ見ても、すごい数の雑踏が一度に押し寄せてくる光景は怖いものを感じます。

 運転者、歩行者、人間として、マナーが悪い、ではなくルール違反です。花火大会なんてなくてもいいよ、警備員になってからつくづくそう思います。

 そして、今この時、そんな刹那的なことに使うお金があるのなら・・・

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