◉合図実施上の留意点のまとめ
☆交通誘導警備員の合図一つ一つの動作が、人や車両の安全を左右することになります。交通誘導警備業務は非常に責任のある行為です。
1、基本的心構え
・交通誘導警備業務は、相手方の自発的な協力に基づいて行われるもの。交通誘導警備員が特別に権限を有するかように指示や命令を行わない。
・言葉づかいや態度には十分留意し、トラブルを起こさない。
・基本の姿勢、合図の方法の要領を把握して節度ある分かりやすい動作を行う。
・常に周囲の交通状況を把握し工事関係車両等、特定の車両を優先した誘導を行わない。
・常に現場の交通状況全般に気を配り、安全かつ円滑な交通の誘導に努める。
・交通誘導警備業務は、信号機、道路標識等に従い、警察官等がいる場合にはその指示に従う。
・交通誘導警備業務は、道路交通法の定める通行方法に適合する範囲内で行う。
・警備員自身の受傷事故の防止に努める。
・誘導の方法が複雑となる交差点等や、交通量の多い場所で行う場合には、事前に当該場所を管轄する警察署に連絡し具体的な指導を受ける。
・警備員は、服装、頭髪等身だしなみを清潔・端正にする。
・ふだんから誘導技術の向上に努め、心身ともに良好な状態で警備業務にあたる。
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