交通誘導警備業務
2級検定練習問題
問題107
次の文章は、交通誘導警備業務2級検定合格証明書の交付を受けている警備員(2級検定合格警備員)の役割について述べたものである、誤っているものを選びなさい。
① 2級検定合格警備員とは、警備業法第18条で定める国家公安委員会規則で定められた種別ごとに第二十三条第四項の検定の合格証明書の交付を受けている警備員に該当する。
② 2級検定合格警備員は、交通誘導警備業務現場におけるリーダーとしての役割が期待されている。
③ 2級検定合格警備員は、契約先等との交渉・折衝能力が必要とされる。
④ 2級検定合格警備員は、部下に対する指導教育能力が必要とされる。
⑤ 2級検定合格警備員は、警備業務実施中の適切な判断能力が必要とされる。
ヒント↓↓↓
◎この問題の関連記事
警備員の指導及び教育(交通2級)
警備業法第23条及び第18条
答え、③
「契約先等との交渉・折衝能力」は1級検定合格警備員に求められる役割であって、2級検定合格警備員には求められていない。
☆2級検定合格警備員の役割
○当該警備業務を適正に実施するために必要な専門的知識、能力を備えた警備員として位置付けられている。
○常に自らの資質の向上に努め、人格の陶冶を図る。
○部下の指導教育能力、業務実施中の適切な判断能力等が必要とされる。
○交通誘導警備業務全般にわたり、当該現場におけるリーダーとしての役割が期待される。
警備業法(特定の種別の警備業務の実施)
第十八条 警備業者は、警備業務(第二条第一項第一号から第三号までのいずれかに該当するものに限る。以下この条並びに第二十三条第一項、第二項及び第四項において同じ。)のうち、その実施に専門的知識及び能力を要し、かつ、事故が発生した場合には不特定又は多数の者の生命、身体又は財産に危険を生ずるおそれがあるものとして国家公安委員会規則で定める種別(以下単に「種別」という。)のものを行うときは、国家公安委員会規則で定めるところにより、その種別ごとに第二十三条第四項の合格証明書の交付を受けている警備員に、当該種別に係る警備業務を実施させなければならない。
警備業法(検定)
第二十三条 公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行う。
第4項 公安委員会は、第一項の検定に合格した者に対し、警備業務の種別ごとに合格証明書を交付する。
・次の問題へ→→→問題108
コメント