交通誘導警備業務
2級検定練習問題
問題112
次の文章は、検定制度と資格者配置についての記述です、誤っているものを選びなさい。
① 警備業者は、警備員等の検定等に関する規則で定める特定の種別の警備業務については、国家 公安委員会規則で定める一定の基準で検定合格警備員を配置しなければならない。
② 検定制度によって、専門的知識及び技能を有する警備員が当該警備業務を実施することとなり、必然的に、より高度な警備業務の提供が期待できる。
③ 警備員は、資格者配置の有無にかかわらず積極的に検定制度を利用し、自己の研鑽に役立てることが大切である。
④ 都道府県公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行う。
⑤ 国家公安委員会は、検定に合格した者に対し、警備業務の種別ごとに合格証明書を交付する。
ヒント↓↓↓
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警備業法第23条及び第18条
答え、⑤
合格した者に対し、種別ごとに合格証明書を交付するのは、国家公安委員会ではなく、都道府県公安委員会。
(特定の種別の警備業務の実施)
第18条 警備業者は、警備業務(第二条第一項第一号から第三号までのいずれかに該当するものに限る。以下この条並びに第二十三条第一項、第二項及び第四項において同じ。)のうち、その実施に専門的知識及び能力を要し、かつ、事故が発生した場合には不特定又は多数の者の生命、身体又は財産に危険を生ずるおそれがあるものとして国家公安委員会規則で定める種別(以下単に「種別」という。)のものを行うときは、国家公安委員会規則で定めるところにより、その種別ごとに第二十三条第四項の合格証明書の交付を受けている警備員に、当該種別に係る警備業務を実施させなければならない。
(検定)
第23条 公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行う。
(第2項、第3項、省略)
4 公安委員会は、第一項の検定に合格した者に対し、警備業務の種別ごとに合格証明書を交付する。
(第5項、第6項、省略)
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