交通誘導警備業務
2級検定練習問題
問題113
次の文章は、検定制度と資格者配置についての記述です、誤っているものを選びなさい。
① 1級検定は、警備業務の種別の2級の合格証明書の交付を受けた後、何れかの警備業務に1年以上従事しなければ受けることができない。
② 検定には、直接、都道府県公安委員会が行う学科試験及び実技試験を受験する方法もある。
③ 検定を受けようとする者が、国家公安委員会の登録を受けた登録講習機関が行う講習会を受講し、その課程を修了すれば、都道府県公安委員会が行う学科試験及び実技試験が免除される。
④ 警備業者は、検定合格警備員に実施させる必要がある警備業務を行うときは、合格証明書を当該警備員に携帯させ、警察官や委託者等からの請求があれば、これを提示させなければならない。
⑤ 合格しただけでは資格者とはならず、都道府県公安委員会に合格証明書の交付申請を行い、合格証明書が交付されて初めて資格者となる。
ヒント↓↓↓
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警備員の指導及び教育(交通2級)
警備業法第23条及び第18条
答え、①
「1級検定は、当該警備業務の種別の2級の合格証明書の交付を受けた後、当該警備業務に1年以上従事しなければ受けることができない。」が正しい文章。
交通誘導警備業務2級の合格証明書の交付を受けた後、交通誘導警備業務に1年以上従事しなければ1級検定は受けることができない。
警備員等の検定等に関する規則
(合格証明書の携帯等)
第三条 警備業者は、前条の表の上欄に掲げる警備業務を行うときは、検定合格警備員が当該警備業務に従事している間は、当該検定合格警備員に、当該警備業務の種別に係る合格証明書を携帯させ、かつ、関係人の請求があるときは、これを提示させなければならない。
(試験の免除)
第五条 講習会(法第二十三条第三項の講習会をいう。以下同じ。)の課程を修了した者については、当該講習会に係る警備業務の種別に係る学科試験及び実技試験の全部を免除する。
2 前項に規定する者は、検定に合格した者とみなす。
(学科試験等の科目等)
第六条 一級の検定の学科試験及び実技試験の科目及び判定の基準は別表第一に定めるとおりとし、二級の検定の学科試験及び実技試験の科目及び判定の基準は別表第二に定めるとおりとする。
2 学科試験は択一式の筆記試験により行うものとし、その合格基準は九十パーセント以上の成績であることとする。
3 実技試験は、公安委員会の指定を受けた警察職員が行うものとする。
4 実技試験の採点は別表第一及び別表第二に定める能力について減点式採点法により行うものとし、その合格基準は九十パーセント以上の成績であることとする。
5 検定においては、学科試験を実技試験の前に行うものとし、学科試験に合格しなかった者に対しては、実技試験を行わない。
(受検資格)
第八条 一級の検定を受けることができる者は、次のとおりとする。
一 検定を受けようとする警備業務の種別について二級の検定に係る合格証明書の交付を受けている者であって、当該合格証明書の交付を受けた後、当該種別の警備業務に従事した期間が一年以上であるもの。
二 公安委員会が前号に掲げる者と同等以上の知識及び能力を有すると認める者。
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