交通誘導警備業務2級検定項目
(平成30年版)
Ⅲ. 護身用具の使用方法その他の護身の方法に関する専門的な知識
◎警戒棒の取扱い
*警備員が携帯することができる警戒棒
・長さ30㎝を超え90㎝以下、かつ重さは長さに応じて460g以下の円棒(つば付きを含む)で木製及び金属製(伸縮式)
◎警戒棒の基本操作要領
*警戒棒の握り方
・金属製の警戒棒は革ひもに手首を通し小指、薬指、中指の三本の指で警戒棒を柔らかく握り、親指と人差し指は添えるようにする。
○基本の姿勢
・警戒棒を身体の垂直線に対して下方45度に保持。
○休めの姿勢
・その場で左足を約一足長に開き、体重を両足にかけると同時に、警戒棒を体の前面で水平に保ち、両腕は自然に垂れる。
○構え方
*下段の構え
・基本の姿勢から左足、右足の順に半歩ずつ前に進め、警戒棒は基本の姿勢の体勢で保持する。
①ひざに少しゆとりを持たせる。(わずかに曲げるように)
②相手を注視する。
*中段の構え
・基本の姿勢から右足を約半歩前に進め、右半身の姿勢となり、右手を軽く前に出し、警戒棒は上方45度に保持。
*両手の構え
・基本の姿勢から左足、右足の順に半歩ずつ前に進め、警戒棒を体の前面で(体に平行)斜めに構え、先端を左肩の前で握る。
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