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交通誘導警備業務7「片側交互通行、交差点等での交通誘導」(指教責実務)

警備員指導教育責任者2号業務

◎車両及び歩行者の誘導の方法

7.交差点等での交通誘導警備業務

・交差点内に工事箇所があるような場合は、工事車両や機械車両等による死角が単路の場合よりも多くなるためより緻密な警備員同士の連携が必要となる。
・交差点内で車両が停止することがないよう、進行してくる車両側のみならず交差点通過後の前方進路まで警戒し交差点内に停止する可能性がある場合には交差点手前にて停止させる。

8.交互通行における交通誘導警備業務

・工事車両の現場への出入りについては、規制帯の終点側から行うことが望ましい。状況によっては規制帯中央付近から出入りする場合もある。

9.連携実施との留意事項

ア.事前の打合せを行い、それぞれの役割等を明確にする。
 (ア)警備担当範囲、担当時間の確認。
 (イ)休憩等の交替者との連絡方法。
 (ウ)警備員相互間の合図の方法。
 (エ)緊急時の対応。

イ.誘導を行う位置は、安全の確保に留意するとともに警備員相互の合図を確認しやすく、それぞれの交通情報を的確に伝えることのできる場所を選定する。

ウ.無線機等の資機材を活用する。
 (ア)カープ等で見通しの悪い場所。
 (イ)作業区間が長い範囲にわたっている場所。

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