雑踏警備業務
2級検定練習問題
問題253
次の文章は、規制広報の重要性及び実施要領についての記述です、誤っているものを選びなさい。
① 群集心理とは、個々人が群集になった場合に生ずる心理状態のことであり。単なる人の集まりであって組織性がなく、その匿名性のため理性が低下しやすく、興奮性が強くなり、衝動的・無責任的な言動をとる傾向になる。
② 群集の行動特性として、日本人が歩行する場合、左側通行となる、近道行動をとるなどの行動特性がある。雑踏警備現場では群集に対し何らかの制約を課すことになるが、その規制が人間の行動特性に沿わないものであれば群集の苦痛のレベルが高くなるものと思われる。
③ 群集が不満を感じ原因として、物理的不満や心理的不満等様々であるが、雑踏警備業務を実施するうえで、積極的に解消する必要があるのは心理的不満である。
④ 群集が心理的に安定していると、警備員からの依頼や指示等が素直に受け入れられ、結果として雑踏事故を未然に防止できる。群集における心理的不満を解消するための最良の方法が、適時、的確な広報活動である。
⑤ 雑踏警備業務の対象は群集である。群集は個々の人々の集合体であるが、群集として同じように動いている場合においては、それぞれの個人には同じような感情が生じている。
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