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警備業務実施の基本原則1(交通2級)

交通誘導警備業務2級検定項目
(平成30年版)

Ⅰ. 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識

1 警備業の歴史
・昭和39年に開催された東京オリンピック選手村の警備によってその存在が広く認識される。
・高度成長期における企業の合理化と人手不足の時代を背景とし、各種施設の防犯防災業務、道路上での危険を防止するための交通誘導業務、貴重品等の運搬中の盗難防止、ボディガードなどの分野で急速に発展した。
・現在では「生活安全産業」として国民生活に深く定着している。

2 警備業務の意義と重要性
○「警備業務」とは
他人の需要に応じて、人の生命、身体、財産等に対する危害の発生を警戒し、防止する業務である。
・近年、社会構造の複雑化、治安情勢の深刻化、国民による自主防犯活動の活発化などにより、多種多様な警備業務を展開しながら発展している。
・地域社会における犯罪抑止機能の低下が進む中、社会全体の防犯機能を強化していくために、今後も警備業の果たす役割は重要性を増していくものと考えられる。

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3 交通誘導警備業務の意義と重要性
○「交通誘導警備業務」とは
・他人の需要に応じて、人若しくは車両の通行に危険のある場所において、交通の円滑を図り事故の発生を警戒し防止する業務である。

○工事現場、駐車場等の管理者は、保安要員を配置するなどして、交通の渋滞や事故が発生しないような措置を講じる必要がある。
・車両等の誘導に関しては、専門の知識及び技能を有したプロの警備員に任せる方が、より交通の安全と円滑な通行が図られ、高水準の安全が確保される。
・交通誘導警備業務は、委託者ばかりでなく、一般の歩行者や車両をもその対象としている。警備員の誘導ミスを原因とする交通事故が発生すると、社会に大きな影響を及ぼすことになる。

☆ 警備員は、周囲の交通状況等に的確に対応できる誘導技術を身に付け、誘導を受ける側の自発的協力が得られるように、常に感謝の気持ちと節度ある態度で業務を実施すること。

☆参考都道府県警備業協会HP
2018.07.22現在
一般社団法人 宮崎県警備業協会(http://www.miyazaki-keibi.or.jp/)
・警備業務の概要(http://miyazaki-keibi.or.jp/guard/)

一般社団法人愛知県警備業協会(http://www.aikeikyo.jp/index.html)
・警備業とは(http://www.aikeikyo.jp/security.html)

一般社団法人鹿児島県警備業協会(http://www.kakeikyo.or.jp/index.htm)
・警備業について(http://www.kakeikyo.or.jp/keibigyou.htm)

一般社団法人大分県警備業協会(http://www.oita-keikyo.com/index.html)
・警備業の歴史(http://www.oita-keikyo.com/rekisi.html)
・警備業務とは(http://www.oita-keikyo.com/gyoumu.html)

2021.06.19追加
一般社団法人福岡県警備業協会(https://f-keibi.jimdofree.com/)
警備を知ろう!(https://f-keibi.jimdofree.com/福岡県警備業協会概要/警備を知ろう/)

一般社団法人 北海道警備業協会(https://www.hssa.or.jp/)
交通誘導警備(https://www.hssa.or.jp/work/introduction_03.html)
雑踏警備業務(https://www.hssa.or.jp/work/introduction_04.html)

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