交通誘導警備業務2級検定項目
(令和版)
第1章 警備業務に関する基本的な事項
第1節 警備業務実施の基本原則に関する専門的な知識
2 交通誘導警備業務の意義と重要性
◯「交通誘導警備業務」とは
・他人の需要に応じて、人若しくは車両の通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務である。
・道路工事現場、建築現場、駐車場、事業所等において、一般交通に及ばす各般の支障を軽減するとともに、 一般車両や歩行者の通行の安全を図り、 交通の渋滞や事故の発生を未然に防止することを目的として、 人や車両の誘導を行う。
◯駐車場や工事現場等の管理者は、 当該事業等に関連して、 交通の渋滞を発生させることのないように、 保安要員を配置するなどの措置を講じなければならない。
・車両等の誘導に関しては、 工事現場の管理者自らが保安要員を配置して行うよりも、 専門の知識及び技能を有した警備員に任せる方が、 より交通の安全と円滑な通行が図られ、 高水準の安全が確保される。
・交通誘導警備業務は、委託者ばかりでなく、一般の歩行者や車両をもその対象としていることから、ひとたび警備員の誘導ミスを原因とする交通事故が発生すると、社会に大きな影響を及ぼすことになる。
・交通誘導警備業務に従事する警備員は、周囲の交通状況等に的確に対応できる誘導技術を身に付け、誘導を受ける側の自発的協力が得られるよう、常に感謝の気持ちと節度ある態度で業務を実施する。
☆関連問題
問題101、警備業務及び交通誘導警備業務の意義と重要性(交通2級)
「交通誘導警備業務とは」、をググってみました。
・一般社団法人 北海道警備業協会様(https://www.hssa.or.jp/)
・交通誘導警備(https://www.hssa.or.jp/work/introduction_03.html)
当ブログ関連記事(過去記事)
警備業務実施の基本原則1(交通2級)
警備業務の基本的事項
コメント